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陶々十々

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何作ろうかな。土から生まれるもの。

育てる

普段使いになる器は、破損率が高いことが頭の痛いところ。
でもね、手作りだからこそひとつひとつ丁寧に接してもらえたら
それでも欠けてしまったのなら、それもいいと思うのです。
以前何かの雑誌で誰かが言ってたこと。

   器を育てる

使っていけば貫入に色が付き始めることも
それは一緒に時間を過ごしてきた証だし
欠けてしまっても金継ぎで繋いだりして新しい表情を楽しんでみる。
早川ユミさんの「種まきびとのものづくり」(アノマニ・スタジオ)には
洗いものの瞑想として
うつわを洗うとき、つくったひとを想いながら高台の作り方を見つめて良く洗うとあるんです。
使い捨ての器ではなくて、育ててゆく器。

使い込んだ革が深みと渋みを帯びるように
器もまた角が取れて使い手に染まっていく。

そして作り手も育てていきたいと思ってもらえるモノを作っていかなければいけないのです。
そっか。うん、そうだね。
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by tou2tou2 | 2012-09-17 23:34 | 陶々十々